"HOHNER ACCORDION SYMPHONY ORCHESTRA"
日本では珍しいアコデオンオーケストラのCDです。
会社近くのCD店にひっそりと売られておりました。
"聴きたい!!"というより"怖いもの聴きたさ…"の衝動で買い求めたものです。
このCDはお薦めというよりは
物珍しさですね。
何枚発売されたのでしょうか? 2000年2月25日発売のようですがこれまでの間、こんなCDが発売されていたとは全く知りませんでした。"アコーディオン・ジャーナル"に載っていましたっけ?
おそらく/多分/きっと、日本全国の小学校系アコ団体指導者のバイブルとなっているのだろうなぁ…
編成はジャケットの写真のとおりの編成です。
これを見る限り17台のアコデオンと打楽器が1人のようです。
ライナーノーツによれば25台のアコデオンがフルの編成のようです。
ジャケットを見て、小学校の器楽クラブを思い出された方もいらっしゃるのではないでしょうか。
(そういう私もかつては小学校の器楽クラブでYAMAHAの黒のソプラノアコデオンを弾いていました)
"HOHNER ACCORDION SYMPHONY ORCHESTRA"は第二次世界大戦直後、西ドイツで結成され、民族音楽・クラシックをレパートリーとし、1961年にはアメリカとカナダで公演。その新鮮なサウンドで絶賛を浴びたとのこと。
このオーケストラは2枚のアルバムを残し、このCDはそのベストアルバムとして発売されました。
曲目は殆どがクラシック。
1曲目は"The Skaters' Waltz"
オーケストラ全体が1つのストリートオルガンになったようないい感じの演奏です。
全体的に聴いていて感じたのは、テンポのいい華やかな(賑やかな)曲はなかなかいける、ということでした。
ゆっくりな曲はちょっと重く、しんどく感じてしまいます。
とはいえ、このオーケストラのメンバーは皆、アコテクはかなりのものと聴いてて感じます。
CDではなく、liveでこのサウンドを体感してみたいですね。
また、メンバーによるソロや四重奏のような編成も聴いてみたいものです。
(今もこのオーケストラがあるのかは不明)
その後の話なのですが、HMVでアメリカの輸入盤買うことができることがわかりました。しかもVol.2もあるとのことです。