本日は
Jamsession部゜10月定例セッションの日。
9月22日のセッションでの凹み具合を残したままの参加。
「アコーディオンでジャズをするからには、アコーディオンらしいジャズを弾かねばならない」
という思いがあります(ました)。
このところの悩み・迷いはこの思いを何とか実現したいというところから出てきているのですが、どうもこの「アコーディオンらしいジャズ」というものに囚われすぎていたようです。
その結果どれもこれも「アコーディオンらしくない」音に聞こえて自分の音が嫌になり9月22日のセッションのような感じになってしまったのです。
「アコーディオンらしいジャズ」って何なのだろう? とそれ以降悶々としていたのですが、ふとしたことで少し心境がかわりました。
私が管理人をしている
エキサイトサークルで最近紹介したお薦めCD「Marin Nasturica & Friends」の紹介文を書くために何度も何度もこのCDを聴いていたときのこと。
Bopスタイルのシングルトーンでのアドリブを貫く彼の演奏に"Jazz"の強いエネルギーを感じました。
「アコーディオンでジャズを弾く」ってなんなんだろう?
「アコーディオンらしいジャズを弾く」んじゃなくて「Jazzを弾く。アコーディオンで」ってことだよなぁ。
ここ数ヶ月「アコーディオンらしいジャズ」に囚われて"とにかくJazzを弾く"ことを忘れていました。
あやふやな目標地点にオドオドとして向かっていたのが、急に霧が晴れて向かうべきところが見えてきた気分でした。
ちょいとぶれていた心を軌道修正。とにかくJazzを弾こうという気持ちでセッションに臨みました。
だからといってこれまでの問題が突然解決するわけでもありませんがね。
今日のセッションは久しぶりにベースがいない、という状況。
アコデオンはいなくともセッションは成り立ちますが、ベースがいないとセッションは成り立ちません。
結局、エレピがベースをしたり、他の楽器の人がベースを交代で弾いたりしていました。
(最後の方でお久しぶりのベーシストがやって来て、嬉し懐かしでした)
心境が変わっていきなりフレーズが変わるなんてことはありませんでしたが、気分が変わったことでいつもの押しばかりの演奏だけでなく、引きぎみの演奏が自然にできて苦し紛れの演奏が少なくなりました。
しばらくは見えてきた目的地に向かってがんばらねば。
…楽器を練習する時間が欲しいなぁ(これ根本的な悩みです)
演奏曲:
Fly Me to the Moon
All of Me
Autumn Leaves
Spain
Donna Lee
The Days of Wine and Roses
Bluesette
The Chicken
All the Things You Are