52nd Street Theme - Bud Powell
Lullaby Of Birdland - George Shearing
Skating In Central Park - Modern Jazz Quartet
Stomping At The Savoy - Jim Hall
…etc
ART VAN DAMMEはアコデオン界ではアコJazz奏者としてかなり有名ということをここ最近知りました。
というのも、あまりJazzに詳しくないうちのバンドメンバーでもART VAN DAMMEのことは知っていたからです。
ライナーノーツによれば、1950~60年代にアメリカでかなり活躍していたとのこと。
私の知る範囲、この時期というのはアコJazz奏者が多かった時期と感じます。
(この頃のVocalの伴奏にアコデオンが入っていたりしてます)
このアルバムはART VAN DAMMEが活躍した時代(1960~1970代)の音源のベスト版という位置付けで発売されたもののようです。
そのためいろいろな編成でのアコデオンJazzを楽しむことができます。
編成は主にAccd/Gtr/Bs/Ds/VibのQuintet。(これAccdがPfだとGeorge Shearing Quintetな編成になりますねぇ)
その他Fl/Saxも入ったりしています。
収録曲は18曲、殆どがスタンダードで、Jazz好きな方でしたらそこそこに楽しむことができると思います。
(収録曲:Gone with the wind,My little Boat,All the things you are,Wave,Here's that Rainy day,Cute,Autumn in New York,etc...)
彼の音の特徴は、リード1本(Mリード又はLリード)で演奏しているということでしょう。
太い、存在感のある音です。他の楽器に負けていません…と書くと同じようなことをFrederic Schlickのときに書いていました。
そうなんです。音の雰囲気がこの2人似ているのです。
きっとこの2人は師弟関係(ART VAN DAMMEの方が師匠)だったに違いないと思っています。その辺ご存知の方いらっしゃるかしら?