邦題は"パリの地下鉄"といいます。(とはいっても輸入版やなくて国内版ですけど…)
パリの地下鉄駅構内で実際に演奏をしている、Musicien8組16曲が収録されています。
以前、テレビでパリの地下鉄駅構内の演奏家達の番組を見たことがあります。
パリの地下鉄では、好き勝手に演奏は出来ず、地下鉄職員達によるオーディションを受けて合格しないと駅構内で演奏は出来ないのだそうです。
それを聞いて私はパリに行ってその演奏家たちに巡り逢いたいなぁとずーっと思っていました。
このアルバムはまさに私のその思いを満たしてくれる一枚だったのです。
曲はシャンソンが殆どなのが、嬉しいです。ここには、"今"、"生きている"シャンソンがあります。
私は昔から何故かシャンソンが好きでした。しかし、結局それは過去の音源であり、新しい音源は出てこない。
そんな風に思った頃から志向はJAZZへと移っていきました。(枯葉つながりですね…)
だからこそ、このCDを聴いたときはもう涙ものでした。
8組16曲のうち、アコーディオンが参加しているのは3組6曲。
アコを伴奏にVocalという編成です。(一曲だけアコソロがあります)
写真を見る限り、アコはいずれもボタンアコです。ものすごい演奏… さすが、アコが盛んな国… 恐るべしです。
その他の編成は、
・Vocal/Sax/Pf
・Gtr弾き語り
・Vocal×3のコーラス
・Vocal/Gtr
・Street Organ弾き語り(お薦めです)
となっています。
定価¥1,575円也(税込)
な、なんでこれだけの内容でこんなに安いんだ? と思ってよく見るとこのCDは良品計画(無印良品のとこね)とWarner Music Japanとの共同企画とのこと。
妙に納得…